Lecturers世界につながる講師陣
特別講師陣による世界レべルのレッスン指導。
横山幸雄
ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を開始。クラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶ演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には自らのギネス記録を更新。さらに、ショパン が生涯で作曲した240曲の全ての作品を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させDVDとしてリリース。また、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、全編収録DVDを発表。最新CDはデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(Sony Music)。教育者、音楽プロデューサーとしても活躍。数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。
- 演奏研究クラス(グループレッスン)
- 特別講座(聴講型講座 / 一般向け)
- 特別個人レッスン
上原彩子
2002年第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めての第一位を獲得。第18回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。これまでに国内外での演奏活動も意欲的に行ない、2004年12月にはデュトワ指揮NHK交響楽団と共演し、2004年度ベスト・ソリストに選ばれた。2006年1月10日には「日本におけるロシア文化フェスティバル2006」オープニング・ガラコンサートでゲルギエフ指揮マリンスキー管弦楽団と2007年1月にはベルリン・フィル八重奏団と共演、また、2008年9-10月にはクリスチャン・ヤルヴィ指揮ウィーントーンキュンストラー管弦楽団とのオーストリア及び日本ツアーを行ない、2017年3月には、ベルリン及び日本国内4都市において、エリアフ・インバル指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と共演、高い評価を受けた。東京藝術大学音楽学部早期教育リサーチセンター准教授。2019年度から名古屋芸術大学特別客員教授。
- 特別個人レッスン
佐藤卓史
秋田市生まれ。高校在学中に日本音楽コンクールで優勝し一躍注目を浴びる。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。2006年ミュンヘンARD国際コンクール特別賞、2008年シドニー国際コンクール第4位・ショパン賞、2010年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2011年カントゥ国際コンクール第1位、メンデルスゾーン国際コンクール最高位など受賞多数。中でも2007年シューベルト国際コンクールでの優勝と、その後の世界各地での演奏活動を通して“現代随一のシューベルト弾き”の名声を確立した。
指揮者ジョナサン・ノットの指名により同氏の東京交響楽団音楽監督就任披露演奏会のソリストに抜擢されたのをはじめ、N響、日本フィル、大阪響、ベルギー国立管など内外の主要オーケストラと共演。2014年より「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を開始、ライフワークとしてシューベルトのピアノ曲全曲演奏に取り組んでいる。
近年は作編曲の分野でも活動を本格化し、2021年にはオリジナル作品集「《ラクリメ》変奏曲~佐藤卓史:2台ピアノ作編曲集」(ライヴノーツ)をリリース。放送出演、室内楽、執筆など活躍の場は幅広い。
- 特別講座(聴講型講座 / 一般向け)
- 特別個人レッスン
田村響
2002年ピティナ・ピアノコンペティション全国大会特級最年少グランプリ。エトリンゲン青少年国際ピアノコンクール第2位、第18回園田高弘賞ピアノ・コンクール第1位。2007年ロン・ティボー国際コンクール優勝。
NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団をはじめとする全国の主要オーケストラ、ケルン放送交響楽団、カンヌ管弦楽団、トリヤッティ・フィルハーモニー管弦楽団、カイロ交響楽団、ベトナム国立交響楽団などと共演。演奏活動はフランス、ドイツ、オーストリア、ポーランド、オランダ、イタリア、ロシア、エジプト、ブラジル、中国、台湾、ベトナムに及ぶ。
アリオン賞、出光音楽賞、文化庁長官表彰・国際芸術部門、安城市市民栄誉賞、ホテルオークラ音楽賞、文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞、愛知県芸術文化選奨文化新人賞、京都市芸術新人賞を受賞。現在京都市立芸術大学准教授、名古屋芸術大学アーティスティック・プロフェッサーなど、後進の指導にも精力的にあたっている。
- 特別個人レッスン
会田莉凡
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース在学中に第81回日本音楽コンクールにて第1位、併せて全部門の中で最も印象に残った演奏に贈られる増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞を受賞。2010年ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位・併せて全部門グランプリを受賞。2018年第7回秋吉台音楽コンクール弦楽器部門第1位ほか多数受賞。これまでにソリストとしてルーマニア国立放送響、東響、東京フィル、東京シティフィル、群響、セントラル愛知響、大阪響、九響など国内外のオーケストラと共演を重ねる。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭に毎年参加するほか、東京・春・音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、武生国際音楽祭、水戸室内管弦楽団に参加。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀に10年連続で参加し、小澤征爾氏指揮のもとソリストやコンサートマスターを務め、2015年に「クァルテット奥志賀」を結成。2016年ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。
2016年川田知子氏とデュオCDをリリース。これまでに岩澤麻子、鷲見健彰、徳永二男の各氏に師事。室内楽を小澤征爾、原田禎夫、川本嘉子、川崎洋介、ジュリアン・ズルマンの各氏から指導を受ける。京都市交響楽団特別客演コンサートマスター、札幌交響楽団コンサートマスター。名古屋芸術大学特別客員教授。
- アンサンブルコース
今野尚美
18歳より英国王立音楽院に留学。ピアノをアレキサンダー・ケリー、ヘイミッシュ・ミルン、ジョセフ・サイガーの各氏に、室内楽をマイケル・デュセック、ジェフリー・ブラットリーの各氏に師事。首席卒業後、同音楽院大学院に進みディプロマを得て卒業。在学中、数々の学内コンクールに優勝およびに入賞。イタリア・シエナキジアナ音楽院・室内楽部門でディプロマ名誉賞・特別賞を受賞。イタリア・パロマドーロ国際室内楽コンクールにて最高位、ならびに新曲最優秀賞受賞。ロイヤルアカデミー・シンフォニエッタ、イングリッシュ・シンフォニア、ヘイヴァーヒル・シンフォニア、東京シティ・フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などと協演。全国各地でのリサイタル、室内楽の他、またイギリス留学時代からのライフワークである病院、福祉施設、美術館、小・中学校、幼稚園などコンサートホール以外の場所での演奏活動も多く、音楽劇の企画、作曲・編曲、音楽講座など、活動は多岐にわたる。名古屋芸術大学准教授。
- 個人レッスン
川田健太郎
東京都出身。東京藝術大学附属高校卒業後、ロームミュージックファンデーション海外派遣奨学生としてチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院本科を卒業。第14回かながわ音楽コンクール第1位、第4回東京音楽コンクール第3位、第15回ラフマニノフ国際ピアノコンクールファイナリスト等、国内外のコンクールを多数受賞。これまでにソリストとして、東京フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、九州交響楽団など、日本の主要なオーケストラと数多く共演。 活動の場は幅広く、映画「のだめカンタービレ最終楽章」、日本テレビ系列 金曜ロードSHOW!「ルパン3世 グッバイ・パートナー」をはじめ、様々な音楽シーンで活躍。今年2月にはフィギュアスケートの羽生結弦 東京ドーム単独公演アイスショー「GIFT」にてソロピアニストを務め、その模様はディズニー公式動画配信サービス「Disney+」で全世界に配信された。
令和3年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。
名古屋芸術大学准教授。
- 個人レッスン
梅田智也
岐阜県出身。5歳よりピアノをはじめ、これまでに奥村真、杉浦日出夫、長谷正一、西川秀人、東誠三の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業後、同大学大学院修士課程首席修了。修了時にクロイツァー賞、大学院アカンサス音楽賞、藝大クラヴィーア大賞受賞。修了と同時に、ロータリー財団奨学生としてウィーン国立音楽大学に留学し、M.ヒューズ氏に師事。
第62回全日本学生音楽コンクール全国大会第2位、第38回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞、第12回東京音楽コンクール第1位並びに聴衆賞、リヴォルノ・ピアノコンペティション(イタリア)第2位、第11回ラニー・シュル・マルヌ国際ピアノ・コンクール(フランス)第3位、第9回トレヴィーゾ国際ピアノ・コンクール(イタリア)第1位、第10回浜松国際ピアノ・コンクールにて日本人作品最優秀演奏賞を受賞など数々のコンクールで優勝、入賞を果たす。
小林研一郎、円光寺雅彦、広上淳一、大井剛史、岩村力、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団など著名な指揮者、主要なオーケストラと共演。
A.ヤシンスキ、A.コブリン、J.ルヴィエ、B.L.ゲルバー、J.アチュカロ、M.J.ピリス等著名な音楽家のレッスンを受講し研鑽を積む。
東京藝術大学非常勤講師(2019-2023)を務め、現在、名古屋芸術大学専任講師、愛知県立明和高等学校音楽科非常勤講師として後進の指導にあたっている。
- 個人レッスン
神原颯大
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ科、同大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了(首席)。修了時に台東区長賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。
第14回現代音楽演奏コンクール“競楽ⅩⅣ”第3位。
作曲、編曲、ソロ・室内楽の演奏活動など、活動は多岐にわたる。特に現代音楽の演奏が高く評価され、これまでに国内外で50曲以上の新作初演に携わる。
これまで作曲・和声・対位法を小鍛冶邦隆氏、ピアノを中井正子、松山元の両氏に師事。
現在、名古屋芸術大学ピアノコース及びサウンドメディア・コンポジションコース非常勤講師。名古屋音楽学校NBAプロジェクト、MPA音楽院ソルフェージュコース各講師。中井正子日仏アカデミー主要メンバー(演奏委員及びソルフェージュ講座担当講師)。東京ヴィヴァルディ合奏団メンバー(ピアノ、チェンバロ)。
- ソルフェージュコース(グループレッスン)
岸田藍・政岡知恵子
- 岸田藍
- 上野学園大学音楽学部卒業、及び音楽専攻科修了。
在学中、演奏家課程にて横山幸雄・久保春代の各氏に師事。
卒業後は、幼稚園や音楽教室での音楽教育を中心に経験を積み、現在は上野学園音楽教室・KIDSミュージックスクール講師の他、保育園でのリトミック講師をつとめる。 - 政岡知恵子
- 上野学園大学音楽学部卒業、及び音楽専攻科修了。
在学中、演奏家課程にて横山幸雄・手塚真人の各氏に師事。
卒業後は、幼児の音楽教育を中心に経験を積み、現在は上野学園音楽教室・KIDSミュージックスクール講師の他、保育園でのリトミック講師をつとめる。
東祐輔
東京都出身。名古屋芸術大学大学院修士課程を、理事長賞を受賞し修了。2021、2022年度山田貞夫音楽財団奨学生。第4回パデレフスキ国際ピアノコンクール in ファーミントンCT(アメリカ)第1位、第32回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第2位及び聴衆審査員特別賞、第18回ルーマニア国際音楽コンクールピアノ部門第3位、第3回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア第4位及びIMA賞、第5回下田国際音楽コンクールプロフェッショナル部門第2位など多数のコンクールで受賞し、下田、長野、横浜、東京でのリサイタルや、スペインと浜松での国際音楽祭への出演、在京オーケストラでの客演など、精力的に活動する。2023年1月には愛知芸術劇場にてスクリャービンのピアノ協奏曲を演奏する。また、ベルリンで活躍するトーンマイスターであるフローリアン・B・シュミット氏、同大学サウンドメディア・コンポジションコースとレコーディングを行い、NUAレーベルよりラフマニノフとメトネル、ババジャニアンを収めたアルバム“In Memory”をリリース。これまでに、G.ナードル、故P.バドゥラ=スコダ、J.シェプス、S.アーノルド、F.ラドシュ、J.ルヴィエの各氏のマスタークラスを受講し、成田有花、干野宜大、安田正昭、碓井俊樹、江口玲、川田健太郎、横山幸雄、上原彩子の各氏に師事。